宮城県環整協
宮城県環境整備事業協同組合

事業案内

合理化協定締結の推進

 下水道整備や農業集落排水が全国的規模で進展し、これに伴いし尿処理業者は事業の転換、廃止等を余儀なくされる事態が生じてきました。しかし、し尿収集車等の設備及び器材を他に転用することは極めて困難であり、このため事業そのものの転換、廃止等も容易ではなく、また、一般廃棄物(し尿)収集委託又は許可業者の自主的経営判断により自由に転廃業がなされると市町村のし尿処理体制に支障が生じることになります。
 そこで、一般廃棄物(し尿)収集委託又は許可業者の転廃業を円滑かつ計画的に進めて、業者の業務の安定を図るとともに、し尿の適正な処理を確保することを目的に、昭和50年5月に「下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法」(合特法)が制定されました。

 合特法が支援の対象としている一般廃棄物(し尿)収集業者は、許可業者と委託業者の双方を指し(第2条)、許可・委託を問わず民間業者によるし尿収集・運搬体制を採用している市町村においては、業者を支援することによりし尿収集・運搬体制を確保して、適正なし尿処理を実施することが望まれます。

下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法

(昭和五十年五月二十三日法律第三十一号)

最終改正:平成一一年一二月二二日法律第一六〇号

(目的)
第一条  この法律は、下水道の整備等によりその経営の基礎となる諸条件に著しい変化を生ずることとなる一般廃棄物処理業等について、その受ける著しい影響を緩和し、併せて経営の近代化及び規模の適正化を図るための計画を策定し、その実施を推進する等の措置を講ずることにより、その業務の安定を保持するとともに、廃棄物の適正な処理に資することを目的とする。
(定義)
第二条  この法律において「一般廃棄物処理業等」とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (昭和四十五年法律第百三十七号)の規定による市町村長の許可を受け、又は市町村の委託を受けて行うし尿処理業その他政令で定める事業をいう。
(一般廃棄物処理業等についての合理化事業計画の承認)
第三条  市町村は、当該市町村の区域に係る下水道の整備その他政令で定める事由によりその経営の基礎となる諸条件に著しい変化を生ずることとなる一般廃棄物処理業等について、その受ける著しい影響を緩和し、併せて経営の近代化及び規模の適正化を図るための事業(以下「合理化事業」という。)に関する計画(以下「合理化事業計画」という。)を定め、都道府県知事の承認を受けることができる。
2 合理化事業計画は、下水道の整備等による一般廃棄物処理業等の経営の基礎となる諸条件の変化の見通しに関する事項、下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の事業の転換並びに経営の近代化及び規模の適正化に関する事項、下水道の整備等により業務の縮小又は廃止を余儀なくされる一般廃棄物処理業等を行う者に対する資金上の措置に関する事項その他環境省令で定める事項について定めるものとする。
3 都道府県知事は、第一項の承認の申請があつた場合において、その合理化事業計画が環境省令で定める基準に適合していると認めるときは、同項の承認をするものとする。
(合理化事業計画の変更)
第四条  市町村は、前条第一項の承認に係る合理化事業計画を変更しようとするときは、都道府県知事の承認を受けなければならない。
2 前条第三項の規定は、前項の承認について準用する。
(合理化事業の実施)
第五条  市町村は、合理化事業計画に基づき、合理化事業を実施するものとする。
(市町村に対する資金の融通等)
第六条  国は、市町村に対し、合理化事業計画に基づく合理化事業の実施に関し、必要な資金の融通又はそのあつせんその他の援助に努めるものとする。
(事業の転換に関する計画の認定)
第七条  一般廃棄物処理業等を行う者であつて、合理化事業計画の定めるところにより事業の転換を行おうとするものは、その事業の転換に関する計画を市町村長に提出して、その計画が適当である旨の認定を受けることができる。
2 前項に規定するもののほか、同項の認定及びその取消しに関し必要な事項は、環境省令で定める。
(認定を受けた者に対する金融上の措置)
第八条  国又は地方公共団体は、前条第一項の認定を受けた一般廃棄物処理業等を行う者に対し、当該認定を受けた計画に従つて事業の転換を行うのに必要な資金につき、金融上の措置を講ずるよう努めるものとする。
(就職のあつせん等)
第九条  国又は地方公共団体は、一般廃棄物処理業等を行う者が合理化事業計画の定めるところにより事業の転換等を行う場合においては、当該事業の従事者について、職業訓練の実施、就職のあつせんその他の措置を講ずるよう努めるものとする。

宮城県内の合理化事業推進状況

 平成18年4月1日現在、宮城県に於いても下水道処理人口達成率が、県全体で合計73.1%、市部では、合計75.8%、町村部では、合計61.7%に及んでおり明らかに下水道整備が進み一般廃棄物(し尿)収集運搬業務の減少に拍車が掛かっています。しかしながら県内市町村の「下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法」への取り組みは消極的で、し尿収集処理に携わる事業者の経営悪化が深刻になってきています。
 宮城県環境整備事業協同組合では、合理化特別措置法の趣旨を尊重した合理化事業の締結に向けて関係市町村に働きかけてゆくことを喫緊の事業課題としています。

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